「これは他国による共同行動であり、したがって国家安全保障上の脅威となる」とトランプ大統領は自身のソーシャルメディア・プラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」への投稿で述べた。
トランプ大統領は、海外で制作され米国に輸入される全ての映画に100%の関税を課す手続きを直ちに開始するよう米国商務省など関係省庁に許可したと述べ、「米国で再び映画を作りたい!」と強調した。
ハワード・ラトニック米商務長官はソーシャルプラットフォームXで「実施中だ」と反応した。
ルトニック氏もトランプ氏も、この政策がどのように実施されるかについては詳細を明らかにしなかった。この措置が海外で映画を撮影する外国企業を対象とするのか、それとも米国企業を対象とするのかは現時点では不明だ。
戦略国際問題研究所の上級研究員で元商務省高官のウィリアム・ラインシュ氏は、各国がトランプ大統領の「外国映画関税」に報復すれば、結果は壊滅的なものになるだろうと警告した。 「報復措置は私たちの産業を破壊し、利益よりもはるかに多くの害をもたらすだろう。」